農林水産省 輸出・国際局 採用担当コメント 佐藤 治男氏
農林水産省輸出・国際局は、2030年に農林水産物・食品の輸出額5兆円を目標に掲げ、日本産の食べものが海外で高く評価され、海外のマーケットシェアが大きくなるよう、マーケットインの発想で輸出にチャレンジする農林水産業者を後押しすべく、施策の推進に取り組んでいます。海外規制への対応など新たに取り組む領域の課題も多く、多様な知見を持った人材が必要です。
そこで、昨年に引き続き、エン・ジャパンのご支援のもと、「国際担当」「輸出担当」「ブランド化担当」の3部門の経験者採用者を募集した結果、640件の応募があり、豊富な知識や経験、語学力等を有する12名の方を採用することができました。今回採用した12名の方には、これまで培われてきた十分な職務経験をはじめ、現場感覚や行政にはない視点を共有いただき、行政の舞台でご活躍されることを期待しています。
入省者コメント|輸出・国際局国際地域課海外連携グループ
前職
東京国税局
コメント
志望動機はズバリ「国際関係の仕事がしたい」です。世の中には外資系、商社など国際関係に携わる仕事はゴマンとありますが、民間企業では、利益ということで自分の仕事が左右される環境に身を置くことには抵抗がありました。また、企業よりも公的機関の方が大きな規模で仕事をできると思い、そのような機関がないかなと思っていました。そんな中、農水省が国際舞台で活躍できる人材を求めていることを知り、まさに渡りに船という感じですぐに応募しました。
採用後、分からないことばかりで大変ですが、日々チャレンジできることで充実して過ごしています。社会人経験があることで文書作成、対人コミュニケーションなど役立つ事は多くありました。当省では経験者採用者も一定数おり、中途採用ということで不公平な扱いを感じたことはありません。それどころか、自分の頑張り次第では在外公館への勤務の可能性も感じられる雰囲気があり、私自身も将来的には手を挙げて在外公館や国際機関への勤務を経験したいと思っています。