大規模な再開発で、変わる札幌市。海外/国内企業の誘致強化で、世界的なビジネス都市へ。
日本で5番目の人口を擁する札幌市。商業施設やオフィスなどのビルが立ち並ぶ「都市」としての一面と、郊外に広がる豊かな「自然」という二つの要素を併せ持つ、魅力あふれる街です。札幌市中心部では高機能ビルが続々と建設されるなど大規模な再開発が進んでおり、2030年までに東京ドーム6個分にあたる約30万平米のオフィスも供給予定。加えて今後、北海道新幹線も函館から札幌まで延伸予定となっており、交通面での利便性も大きく高まる見込み。都市としてさらに進化するタイミングを迎えています。
こうした再開発を契機に札幌市が注力しているのが、産業振興のための企業誘致です。「大札新(札幌が、大きく、新しく変わる)」というスローガンを掲げ、急速に歩みを進めています。豊富な人材、主要都市の中でも低いオフィス賃料、充実した交通アクセスなど、ビジネス拠点としての高いポテンシャルを秘める札幌市。多くの人々が集い、イノベーションが生まれる街にすべく、外部人材の公募・登用も行ないながらスタートアップ支援・誘致などに注力。民間出身者の活躍もあり、順調に成果が表れつつある状況です。
加えて2024年6月には、政府によって北海道・札幌市、東京都、大阪府・大阪市、福岡県・福岡市の4つの地域が国の「金融・資産運用特区」に指定。札幌市は自然と調和した街の魅力を活かし「GX(グリーン・トランスフォーメーション)金融・資産運用特区」として、GX産業振興に向け、国内外から資金を呼び込む都市として指定されました。こうした国からの後押しも受け、これまで注力していた国内企業の誘致に加え、海外企業の誘致も強化していくことに。そこで今回、札幌市で初となる「海外企業の誘致担当」を、エン・ジャパン支援のもと民間から広く公募することになりました。
「海外/国内企業の誘致担当」を初公募。東京を拠点に、海外企業と札幌を繋ぐ。
今回募集するのは、東京事務所を拠点とする「海外企業の誘致担当」。大使館や海外商工会議所も立地する「東京」を拠点とすることで、海外企業などにアプローチし、札幌市への誘致を進める狙いです。メインターゲットは、オフィスビルを必要とするIT・金融系などの企業群。すでに日本に進出している外資系企業をはじめ、海外の大手企業を中心に接点を増やし、札幌への拠点開設・移転を促進することが期待されています。マネジメントは担わないものの待遇は課長相当となり、年収は1000万円以上を想定。企業誘致そのものの経験がなくても、法人営業のスキルや企業関係者とのネットワーク、語学力など様々な経験・知見等を活かせるポジションであるため、民間から幅広く候補者を募ります。
エン・ジャパンは「エン転職」「エンゲージ」「AMBI」「ミドルの転職」といった求人サービスを通じて募集をサポート。人材の採用から入庁後の活躍・定着まで一貫して支援します。これまで培ってきた経験を活かし、札幌市を世界的なビジネス都市として発展させる──そんな熱意ある方からのご応募をお待ちしています。
インタビュー記事
下記バナーより「AMBI」内の特別インタビュー記事もご覧いただけます。