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豊田市、新設のポジション
「副業3職種」で採用決定!

愛知県豊田市では、2024年8月にエン・ジャパンの『ソーシャルインパクト採用プロジェクト』を通じて公募を実施。新設の「副業3職種」を公募した結果、すべてのポジションで計3名の入庁が決定しました。下記、豊田市役所よりそい支援課 地域共生・社会参加担当長 安藤氏と、入庁者3名のコメントを紹介します。
豊田市役所よりそい支援課 地域共生・社会参加担当長コメント
安藤氏
コメント
「わくわくする仕事ができそう!」というのが、今回の採用過程を通じて、私たちが抱いた率直な感想です。

この度、「デザインを生かした市民への共感の醸成」、「関係機関の連携推進」、「人材育成を通じた持続可能性の確保」といった3つの領域に対し、副業という形で、それぞれ専門フェローを登用することができました。

豊田市では、これから3名の専門フェローに活躍していただき、「住民一人ひとりの安心な暮らしと生きがい、そして地域をともに創っていく」地域共生社会づくりをさらに進めてまいります。

入庁者|人材育成担当専門フェロー 浦川 貴史氏
経歴
関西学院大学商学部卒。2010年に関西電力株式会社へ入社し、営業を経験。その後、同社の本社HR部門にて健康経営の推進や、特例子会社での障がい者雇用管理を担当。関西電力グループ人材育成方針の策定、キャリア開発制度企画等、特に人材開発を強く推進した後、経営企画部門のリーダーとして、人材配置や人事評価等の制度運用、人材育成、採用、労務管理全般を担いつつ、経営層と従業員の対話活動も企画・実施。現在は、組織風土改革室のマネジャーとして、関西電力グループの組織風土改革に従事。その他、社内外副業やコミュニティ活動等、積極的に越境を実践中。国家資格キャリアコンサルタント。
コメント
私は「人との出会い」や「繋がり」、「自分らしく生きる人を増やす」ことを大切にしており、今回の募集内容にあった「新たな関わりを生む“地域共生社会づくり”」という点に強く惹かれました。

また、これまで、人事労務や組織開発を中心にキャリアを積んできたことから、「人材育成担当専門フェロー」という職種で自身の知見を発揮することで、行政への貢献は勿論、さらに自己成長も遂げられると感じたため、応募いたしました。

豊田市との縁は決して深くありませんが、そのような私だからこそできる新たな繋がりの創出や人材育成業務におけるチャレンジ等を通じて、より良い地域創りに貢献したいと考えています。また、フェロー就任を機に、豊田市をより深く知り、「豊田市ファン」を目指したいとも思っております。

職員の皆様とコミュニケーションを取りながら、最大限お役立ちできるように努めてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
入庁者|福祉ブランディング担当専門フェロー 阿部 美里氏
経歴
武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒。民間企業で“会社員”というペルソナ(仮面)のもと商品企画・ブランド戦略室・新規プロジェクト・コミュニケーションデザイン等に携わる傍ら、覆面・マスクアーティストとしても活動。一枚の紙を折り上げた立体作品『TRINGO』(Origami Mask/2013~)や能楽とのコラボなど多岐に渡る。独立後、ダンスカンパニーDAZZLE「Venus of TOKYO」で使用する仮面を令和のテクノロジーを駆使し『Neomote』として制作、またサントリー美術館主催のパフォーマンスイベント「飛天」ではビジュアルディレクション・デザイン、ワークショップ講師を担当。覆面・マスクの概念や現象をデザイン活動にも反映させ、人やモノの関係性を思考している。
コメント
折り紙で他のパーツとつなげたい時、「のりしろ」をつくります。この度の私の役割は市政と市民の方々と一緒に「のりしろ」をつくることではないかと考えています。普段の生活の中でついつい自分一人だけでやってしまいがちなことも、少し行き詰まった時に誰かに相談してみると案外簡単に解決の糸口が見えたりします。自己完結させずに他の人が関わることが可能な余白部分「のりしろ」をつくってみる。それは個人に限らず大きな組織や共同体でも必要な余白だと思います。「のびしろ」にもなりうる「のりしろ」は段階的に構築することでグラデーションのように広がり、ゆるやかにつながり合う形が生まれます。

民間企業・デザイン・アート・伝統芸能など様々な分野の方々と関わってきた経験・スキルを活かし、広義のデザイン視点を持って豊田市の地域共生社会に向けた「のりしろ」を提案したいと思います。
入庁者|福祉支援担当専門フェロー 川端 伸子氏
経歴
社会福祉士、保育士。介護職、医療ソーシャルワーカーを経て、平成18年4月~東京都老人総合研究所に入職。介護予防区市町村サポートセンターにて権利擁護、高齢者虐待についての相談・研修を担当。2009年4月より「東京都福祉保健財団高齢者権利擁護支援センター」専門相談員、同センターのセンター長、アドバイザーを務める。同時期に、2年間「東京社会福祉士会ぱあとなあ東京」の担当理事を務め、その後は「公益社団法人 あい権利擁護支援ネット」にて、虐待防止・権利擁護に関する講師派遣を担当するほか、支援困難事案の法人後見を実施。厚生労働省にて「成年後見制度利用促進専門官」として従事し、現在は「高齢者虐待防止学会」の理事を務める。
コメント
「ともに、つくる」「つながり合う」ことで「おたがいさま」と言いあえるコミュニティーを「新たな形で取り戻す」取り組みをしておられる豊田市の皆さんと、遠隔地からという新たな形で関わることが出来ることに、ワクワクしています。

私は「声なき声をきく」権利擁護支援の仕事を中心にしてきました。「たすけて」と言えない人の声なき声が「つながり合い」の中でかき消されてしまわないように、また、「ありがとう」と言うことができない人がつながりの輪の中から外れてしまうことがないように、ケアをかかえている人が自分らしい生き方を諦めて暮らさなくても良いように、誰もがその人らしくいられる地域を、ともに作っていきたいです。どうぞ、よろしくお願いいたします。
PROJECT
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