2023年4月、初の副業募集→6ポジションで採用成功。副業人材の力で、変わりゆく和歌山県。
山、川、海の雄大な自然と温暖な気候に恵まれた和歌山県。農林水産業の産出額は国内屈指。加えて多くの文化的遺産を有し、観光地としても大きな魅力を持ちます。行政の面では、2022年12月に16年ぶりの新知事に岸本周平さんが就任。以来、新産業創出に向けた取り組みやインバウンド強化など、幅広い領域で変革が進んでいます。
変革の大きな推進力となっているのが、副業人材の登用です。2023年4月には、県として初の試みとなる副業人材公募を6ポジションで実施。全ポジションで採用成功に至り、和歌山県に新たな風をもたらしました。例えば、「ダイヤモンドイヤー」と位置づける2023年〜25年(弘法大師生誕1250年、「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界遺産登録20周年、大阪・関西万博などが並ぶ期間)に伴うインバウンドマーケティングの強化や、多店舗展開する人気セレクトショップなどへの県産品の販路開拓、次世代の起業家育成プログラムの推進など……様々な分野で新たな取り組みが進んでいます。
こうした動きをさらに加速させていくために、県としてより多くの領域で副業人材を受け入れていくことに。そこで今回、エン・ジャパン支援のもと、新たに4分野にて副業のプロ人材を募集することになりました。
貿易、子育て、教育DX、生物多様性──副業人材を4つの領域で初公募。県外在住者も歓迎。
募集する4職種は、すべて初募集の副業ポジション。県内企業の海外へのビジネス展開を強化する「貿易促進戦略策定アドバイザー」や、主に男性の育児休業取得率を高めるために各企業や団体への助言・アドバイスを行なう「子育て社員応援アドバイザー」。県立学校教員の働き方改革・データ活用など教育現場のDXを進める「校務DX推進アドバイザー」、そして生物多様性保全のため、県が所有する森林などの調査を行なう「生物多様性保全アドバイザー」。それぞれ県にとって、また全国的にも重要度の高いテーマに関わるポジションです。
いずれも週1回または月2回程度の勤務を想定しており、リモートワークも活用可能。働き方については各人の意向を踏まえて個別調整を行ないます。柔軟な働き方を認めることで、県外への在住者も含め、優れた知見を有する人材を幅広く公募する狙いです。
エン・ジャパンは「エン転職」「AMBI」「ミドルの転職」といった求人サービスを通じて募集をサポートし、人材の採用から入庁後の活躍・定着まで一貫して支援します。培ってきた専門性を、公のために活かしたい──そんな志ある方からのご応募を、心よりお待ちしております。
インタビュー記事
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