なぜ札幌は「スタートアップ支援」に挑むのか。人気都市が見据える未来。
北海道が誇る最大の都市、札幌。商業施設やオフィスなどのビルが立ち並ぶ都会でありながら、豊かな自然にも恵まれる魅力あふれる街です。足を伸ばせばスキーやキャンプなど休日を満喫できるレジャーも豊富。観光地として有名なだけでなく、「住んでみたい街ランキング」でも上位に選ばれています。
このように魅力的な都市として知られる札幌ですが、悩み続けている課題もあります。それは北海道の他都市と同様「就職を機に本州へと出ていってしまう若者が多い」ということ。北海道大学などすぐれた大学があり、優秀な若者が集まりやすい街である一方で、東京や大阪など本州の大都市に比べると、就職先として魅力的な企業がまだまだ少ない。ここに危機感を持った同市が注力しているのが、スタートアップ企業を支援する『STARTUP CITY SAPPORO』プロジェクトです。
札幌をイノベーションが次々と生まれる「スタートアップシティ」に育てていくことができれば、優秀な若者が「働く」面でも魅力を感じられる街になる。さらには、そこから生まれたスタートアップの活躍によって、大雪やエネルギー問題など人口減少以外の課題を解決していける可能性も高まります。この札幌の未来を担うプロジェクトを、今まで以上に強力に推し進めていきたい──。そこで今回、新たにプロジェクトメンバーを公募することが決定しました。
プロジェクト3人目のコアメンバーを、民間から初公募。
今回募集する『スタートアップ推進担当係長』に期待されるのは、既存のプロジェクトメンバー2名と並ぶコアメンバーとして、スタートアップ支援施策を企画・実現していくこと。札幌に起業家が増えていくような独自の「エコシステム」を作るべく、起業を志す学生やVC、革新的な技術を持つ団体などが交流する拠点の形成など様々な施策を、多様なステークホルダーと連携しながら進めていきます。北海道大学が研究してきた技術や、ドローン、ロケットなど広大な大地があるからこそ進化を遂げてきた技術をいかに活用していくか、といった観点も重要なポイントです。
自ら協議会の壇上に立って説明を行なったり、海外のVC、投資家、大手企業の経営陣と直接話し合い、協力体制を築くことも少なくないポジション。求められるのは、スタートアップに関する知見です。スタートアップを立ち上げたり成長させていった経験や、VC等で投資・伴走をした経験がある方など、深く「スタートアップ」に関する知見を有する方の加入が期待されています。既存の2名のメンバーも一般企業での勤務経験を持つ民間出身者ですが、今回、スタートアップとの連携にいっそう強みを持つ方が加われば、よりスピーディーにプロジェクトを前進させていけるはず。大きな期待がかかる募集だからこそ、初となる「公募」で民間から広く候補者を募ります。
エン・ジャパンでは『エン転職』『AMBI』『ミドルの転職』『engage』といったサービスで求人を掲載。「入職後の活躍・定着」まで見据えたサポートを行ないます。札幌、ひいては北海道や日本を変えていく糸口となる一大プロジェクト。世界で戦えるスタートアップを、北の大地から生み出していく──その挑戦者をお待ちしています。
インタビュー記事
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