市長・東修平──約8年の改革を経て挑む「後任の公募」。全国から、優れた「次の市長候補」を探す。
大阪市内まで20分と都心近郊にありながら、豊かな緑と多くの史跡・文化財に囲まれ、都会の賑わいと自然が共存する大阪府四條畷市。実はスマートシティ化、働き方改革など、先進的な取り組みを進めてきた自治体でもあります。こうした改革を積極的に進めてきたのが、東修平市長。京都大学での修士課程修了後、外務省、野村総研を経て、2017年に28歳で当時の日本最年少現役市長として当選。約8年にわたって市政改革を進めてきた若きリーダーです。
当選後、同市初となる「民間出身の女性副市長」の公募を皮切りに、民間出身者の登用を積極的に行ないながら市の改革を進めてきた東市長。市職員の民間出身者比率は国内トップクラスの27.7%まで増加し、多様性ある強い組織を作りながら、子育て世代の人口増加や財政赤字の解消など多くの実績を残してきました。約8年をかけ、今後の道筋が見えるところまで変革を進めることができたこのタイミングで挑むのが、今後を託すことができる「市の新たなリーダー」の公募です。
四條畷市を50年先、100年先もよりよい街として発展させていくためには、優れたリーダーが適度に入れ替わりながら都市経営を進めていくほうが望ましい、と考える東市長。その第一歩として、民間人材を含め、四條畷市に限らず全国から、市の未来にとって必要な優れたリーダーを募集することを決めました。現職市長である東さんが選挙のサポート等を行なう「後任市長候補(立候補予定者)」の公募。市長という、社会的なインパクトが非常に大きいポジションを担う人材の募集に、エン・ジャパンとともに挑みます。
志ある人に、市長というキャリアをもっとオープンに──現役市長が描く未来構想。
また、今回の「市長候補(立候補予定者)」の公募には、単なる「後任の募集」以上の想いも込められています。東さんが強い課題感を抱いているのが、「市長」をはじめとする自治体首長に挑戦する(できる)人材が限られているという現状です。
自治体の首長である「市長」や「知事」。自治体における予算策定や人事、条例(ルール)づくりなどに関して個人で大きな権限を持ち、いわば「都市の経営者」として改革を主導していける──社会的なインパクトが非常に大きいポジションの一つです。日本中の多くの自治体において、このポジションに志ある優れた人材が就任すれば、街を起点に社会は大きく変わっていくはず。しかし、現実には「市長」を目指すハードルは非常に高い。たとえ都市経営のセンスがある人材だとしても、一般的なビジネスパーソンが次のキャリアの選択肢に「市長」を考える機会はほとんどなく、大多数が「そもそもなれるとも思っていない」「なり方がわからない」というのが現状です。
この状況を打破し、多くの人にチャンスを開く。優秀で志ある人材が、もっと首長というキャリアに挑戦しやすい枠組みを作っていく。今回の公募は、その挑戦の第一歩でもあります。市長という影響力の大きいポジションに、国政政党などの後ろ盾がなくても挑戦できる新しい枠組みを日本全体で作っていく試みが、いま始まろうとしています。
学歴・職歴不問、最重要なのは情熱。選考プロセスには「市民」も参画。
市長はあくまで選挙によって選ばれるため、今回募集されるのは選挙に出馬する「市長候補(立候補予定者)」です。市長に立候補できる25歳以上の日本国民であれば、候補者の年齢、学歴、職歴、居住地などはすべて不問。市長には居住地の定めがないため、海外を含めどこに住んでいる方も応募可能です。必要なのは「自治体の経営者」として、四條畷市をよりよく変えていくという情熱。民間出身者をはじめ、多様なバックグラウンドを有する優れた人材に「市長」というキャリアの門戸が開かれます。
選考は書類選考に加え、東市長本人によるオンライン面談、そして市民も交えた面接を実施。どんな想いを持っているのか。市長になってどんな街を作っていきたいのか……市民との対話の中で、市民目線に限りなく近い形での選考を行なう狙いです。選考を経て市長候補(立候補予定者)として選ばれた方には、現職市長である東市長、および東市長が設立した政治団体「四條畷市民の力」が中心となって政治活動をサポートし、今年12月に実施される四條畷市長選での当選を目指します。
現職市長が支援するとはいえ、当選の確約はできず、もし落選すれば収入はゼロ。さらに、政治活動をするためには自己資金も必要になるという、通常の求人(被雇用者の募集)とは全く違う募集となりますが、エン・ジャパンは「AMBI」「ミドルの転職」を通じてエントリーを受け付け、市長候補(立候補予定者)の公募を支援。通常の求人募集の枠組みを超えた挑戦的な取り組みとして、社会を変えていく志ある人材の公募を支援いたします。四條畷市の次代を担う。そして「首長」というキャリアをより多くの方に開かれたものにしていく──その先陣を切る、情熱に満ちた方のご応募を、心よりお待ちしています。
インタビュー記事
下記バナーより「AMBI」内の特別インタビュー記事もご覧いただけます。
※本件に行政機関である四條畷市および同市職員は一切関与しておらず、あくまで東修平氏および政治団体「四條畷市民の力」とエン・ジャパンの取り組みとなります。本プロジェクトにおいて公費は一切使用されません。
※本プロジェクトは公職選挙法をはじめとする関連法令を遵守しながら実施いたします。選考プロセスにおける「市民」は、政治団体「四條畷市民の力」の会員として審査に携わります。