カギは「海外」と「東京」。世界的なスタートアップ都市を目指し、神戸市は次のステージへ。
世界屈指の「イノベーション先進都市」を目指し、全国に先駆けてスタートアップ支援施策に注力してきた兵庫県神戸市。新産業創造の拠点となるビジネススクエア「ANCHOR KOBE」の開設や、国内外の有力VCとの協力体制構築および「官民連携ファンド」の立ち上げ、産官学連携プロジェクトの推進、海外スタートアップの誘致など……多様な施策を企画・推進してきました。支援したスタートアップは累計500社を超え、現在も増え続けています。
国内トップクラスともいえる取り組みの数々を支えるのは、「イノベーション専門官」と呼ばれる民間出身者の力です。スタートアップ支援に特化した部署「新産業創造課」内に、人材公募を通じて、多数の民間出身者がイノベーション専門官として登用されています。政策推進に伴う書類作成などの実務は既存職員がサポートしながら、スタートアップの現場を知る民間出身者の知見やアイデアを反映。独自の組織体制で、多くの成果を実現しています。
こうした取り組みをさらに強化し、神戸をスタートアップ都市として成長させていくために――。より重要になるのが、スタートアップ・エコシステムの強化。特に、広大なマーケットが広がり、多様なVCや起業家が存在する「海外」と、国内トップクラスのスタートアップ関係人口を誇る「東京」との連携強化です。2025年4月には神戸空港の国際チャーター便受け入れが解禁されるなど、グローバル化の追い風も吹く中、今回、体制強化のために新たな「イノベーション専門官」を公募することになりました。
神戸からグローバルに働く「海外担当」と、東京で活動する「東京担当」。 スタートアップ支援のプロを2拠点で公募。
今回は、本拠地である「神戸」に加え、「東京」でも、スタートアップ支援を担う「イノベーション専門官」を公募。海外および東京という、重点領域を担う人材を募集します。神戸拠点のメンバーは「海外担当」を想定。スタートアップのグローバル展開支援や海外スタートアップの日本進出支援、国内外のVCとの連携などを担当し、神戸にいながらグローバルな活躍をすることが期待されています。
東京拠点のメンバーは首都・東京のVCや大企業、スタートアップ等との連携強化を担当。東京には神戸市のスタートアップ支援の責任者(新産業創造課長)を務めていた武田氏が新たに所長として赴任し、東京と神戸の接続強化に取り組んでいる最中です。武田氏をはじめ神戸市のメンバーと連携しながら、投資家や起業家との接点強化、新規支援プログラムの立ち上げ、スタートアップ関係者を結びつける場の企画など、新たな取り組みをスピーディーに進めていくことが期待されています。
エン・ジャパンは「エン転職」「AMBI」「ミドルの転職」といった求人サービスを通じて募集をサポート。人材の採用から入庁後の活躍・定着まで一貫して支援します。神戸を世界屈指のスタートアップ都市にすべく、神戸の「スタートアップ・エコシステム」を東京、そして世界に広げていく。野心溢れるチャレンジにともに挑む、志ある方のご応募を心からお待ちしております。