目指すは生徒が主体となる「学習者中心の教育」。43歳の若き教育長が挑む、新たな教育の形。
「学習者中心の教育」の実現を目指し、学校教育の改革に挑み続ける鎌倉市。2025年4月には「“炭火”のごとく誰もが学びの火を灯し続け、生涯にわたり心豊かに生きられるまち鎌倉」をビジョンに掲げ、子ども一人ひとりが主体的に学べる教育環境の整備に一層力を入れています。
指揮を執るのは、文部科学省や外資系コンサルティングファームでの勤務経験を持つ高橋洋平教育長(43歳)です。これまで、ふるさと納税を活用して資金を確保し子どもたちの多様な学びを実現する「スクールコラボファンド」の実施や、鎌倉の自然・文化・社会資本を活かした学びを実現する「コミュニティ・スクール」の設置、学校部活動の運営を補助する「部活動サポーター」の活用などを推進。さらには、文部科学省指定のもと不登校の生徒に配慮した特別な教育課程を実施することができる「学びの多様化学校」を新設するなど、多様な取り組みを進めてきました。
また、指導体制の充実を目指し、外部人材を迎え入れながら組織の強靭化にも注力。過去には、教育長と共に様々な施策を立案・実行する「教育行政職」などを民間から公募し、同市の教育ビジョンに共感するプロフェッショナルを採用しました。そして今回、新たな挑戦として、教育の最前線で活躍する「教員」を公募することに。エン・ジャパン協力のもと、志ある方を広く募ります。
鎌倉市の公立小・中学校の教員を全国から公募。県費採用と同等の待遇で、市費採用を初実施。
今回公募するのは、鎌倉市の公立校の教員。小学校においては学級担任を、中学校においては学級担任や技術科・美術科等の授業を担うことが想定されており、保有する教員免許やこれまでの経験に応じて、市内の小学校16校・中学校10校のいずれかに配属されます。
従来、公立学校の教員は都道府県が一括で採用・配置する「県費負担教員制度」により任用されてきましたが、今回は同市初の試みとして「市費負担教員制度」を活用し、市独自に教員を採用。全国的にも異例の取り組みとして、今回の募集のために新たに条例が制定され、県費採用と同等の給与・処遇が適用されるほか、任期中も退職金の対象期間となります。従来の枠組みでは対応できなかった、地域の実情に即した教員配置や教育施策の実現のほか、課題とされていた教員不足の解消など、様々な側面での効果が期待されている今回の公募。任期は3年を想定しており、任期終了後は県費負担教員の試験を受験することが可能。鎌倉市で引き続き勤務できる仕組みが整えられています。
エン・ジャパンは「ミドルの転職」「AMBI」「エン転職」といった求人サービスを通じて募集をサポート。採用からその後の活躍・定着まで一貫して支援します。子どもたちの未来を拓く教育を、本気で変えていく。鎌倉市の教育ビジョンに共感する、熱い想いを持つ方からのご応募をお待ちしています。
教育長からの特別メッセージ動画
鎌倉市教育長からの特別メッセージ動画をお届けします。
神奈川県鎌倉市 教育長|高橋 洋平さん