南フランスの地で人類初「地上に太陽をつくる」挑戦を。33ヶ国から約1100名が集う「ITER」。
舞台は南フランス。ここで今動いているのが、人類初の超大型国際プロジェクト「ITER」です。「核融合実用化への道・地球のための国際協力への道」という願いが込められた「ITER」。太陽が莫大なエネルギーを生み出す仕組み「核融合反応」を地上で再現することを目指し、現在、巨大な核融合実験炉の建設・組立が進められています。
原子力発電などで用いられる「核分裂反応」とは異なり、ウランなどの核燃料物質を必要とせず、海水から生成できる原料(重水素・三重水素)からエネルギーを生み出せる核融合反応。高レベルな放射性廃棄物が出ない上、核燃料が冷却できずに溶解する事故リスクもゼロ。さらに二酸化炭素を排出しないため、高い安全性と低い環境負荷、莫大なエネルギー生成力を兼ね備えた次世代のクリーンエネルギーとして期待されています。
プロジェクトには日本のほかに欧州、米国、ロシア、韓国、中国、インドの計7極・33ヶ国から約1100名の精鋭が参加。そのうち60名ほどが日本人職員となっています。ITERプロジェクトの成功のため、そして、日本へ核融合の知見を持ち帰り「国内での核融合エネルギーの実用化」という大きな目標を実現するためには、より多くの日本人職員が必要です。そこで、日本国内でITERに関する応募支援などを担う「ITER日本国内機関(量子科学技術研究開発機構)」とエン・ジャパンがタッグを組み、人材を公募。ITER機構で働く「日本代表」をさらに増やすべく、年間を通じて採用を強化します。
若手ポテンシャル層の採用も強化。年間を通じて多様なポジションを公募。
求人はITER計画の状況に応じて順次公開され、年間を通じて多様なポジションを公募予定。次世代育成も見据え、ベテラン層だけでなく第二新卒など若手ポテンシャル層向けポジションの募集も積極的に行なわれる予定です。なお、現時点で希望ポジションの求人が公募されていない場合、ITER日本国内機関による「オープンポジションのプレエントリー枠」に応募することも可能。最新の公募開始情報を受け取りながら、マッチする求人の公募開始タイミングを待つことが可能です。
プレエントリー枠に応募された方、または求人応募に際してITER日本国内機関の「ITER職員公募会員」に登録された方は、ITERの選考突破に向けた英語の応募書類添削、面接トレーニング(*)といった選考サポートを受けることも可能。採用が決まり、現地に渡った後も、「現地支援デスク」を通じてフランスでの生活の支援を受けられるなど、異国の地でも腰を据えて大きなミッションに挑めるようバックアップ体制が整えられています。
(*)面接トレーニングは書類選考通過者に限ります。
エン・ジャパンは「ミドルの転職」「AMBI」といった求人サービスを通じて募集をサポート。より多くの「日本代表」をITERに送り届けられるよう支援します。南フランスを舞台に、人類初のプロジェクトを成功へ導く──熱い想いを持つ方からのご応募をお待ちしています。
特別インタビュー
下記バナーより特別インタビュー動画もご覧いただけます。
ITER機構 計装制御エンジニア|玉木 翔さん