北は知床、南は西表石垣まで。34ヶ所の「国立公園」は、世界的に希少な資産。
亜寒帯から亜熱帯まで。34ヶ所もの数がある日本の国立公園は、米国やカナダの公園とは異なる大きな特徴を有しています。それは人々が生活する「個人所有の土地」も、国立公園として保護対象になっていること。自然と一体となった「人々の生活・文化」までもが大切に守られているのです。
例えば阿寒摩周国立公園の中には、今もアイヌの文化が息づいています。自然と人々の生活が共存しており、文化的・歴史的な価値を含めた豊かな多様性が見られるのが日本の国立公園です。
美しい自然景観や、タンチョウなどの希少な動植物だけでなく、例えばアイヌ古来の音楽、伊勢志摩の海女漁など、それぞれの地域ごとに自然の中で培われてきた歴史や文化が保全されている。世界に誇る日本の資産がここにあります。
国立公園を日本の顔に。目指すは1000万人のインバウンド(訪日外国人)誘致。
その保全・利用促進をミッションとする環境省は、実は「観光立国」のキープレイヤー。政府方針として掲げられた「2020年内にインバウンド(訪日外国人)4000万人」のうち、1000万人を国立公園に誘致する──そのために「国立公園 満喫プロジェクト」と銘打ち、新たな取り組みを進めています。
自然を満喫できるグランピング施設の誘致、温泉や自然景観が楽しめるツアーの企画、さらにはその土地に暮らす人々や文化に触れられるイベントの企画運営。自然・文化的な資源を活かした「他にない体験」ができる国立公園づくりと、その発信が大きなテーマとなっています。
“持続可能な観光立国”のために。環境省、3職種の職員採用プロジェクト開始。
加えて、日本で絶滅の危機に瀕する野生動植物の保全も、環境省の重要なミッション。希少資源の保全を徹底しながらも、多くの人にその価値を届けていく。“持続可能な観光立国”ともいえる環境省の取り組みには、専門性を備えた優秀な人材が欠かせません。そこで、エン・ジャパンは職員の採用支援プロジェクトを開始しました。
新たな体験の企画や発信を担う利用推進担当、施設の新設・再整備を進める技術者、そして希少種の保全を担う職員。3職種ともに高い専門性が求められる、日本の未来に不可欠なポジションです。
地域に根ざした自然や文化を愛する方、日本のより良い未来に貢献したいと思える方のご応募をお待ちしております。エン・ジャパンは「入省後の活躍」まで全力で支援いたします。
インタビュー記事
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