挑戦する古都、鎌倉。キーワードは「DX」と「大河ドラマ」。
源頼朝公が日本初の幕府を開いて以来、800年の歴史を持つ古都・鎌倉。年間約2000万人の観光客が訪れる観光都市であり、住む街としても高い人気を有しながらも、新しい挑戦を続けています。同市が目指すのは、誰もが生涯にわたって安心して自分らしく暮らせるまち「SDGsみらい共生都市」。そのための鍵となるのが、「DXの推進」と「大河ドラマによる観光振興」の2つです。
「SDGsみらい共生都市」の実現に向け、テクノロジーの活用にも積極的な同市。市民の方の声を聞きながら行政のDX(デジタルトランスフォーメーション)を先駆的に進めていく方針です。例えば「市民の方が、わざわざ市役所を訪れなくてもいい市役所」を実現するなど、行政におけるDXのモデルケースを作っていく。そのために、さらなる専門人材が必要とされています。
大河ドラマに伴う難題──「観光客を増やす」だけでは不十分。
もうひとつの大きなテーマが「大河ドラマによる観光振興」です。2022年にはNHKの大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が放送予定。三谷幸喜さんが脚本、小栗旬さんが主演を担い、これまであまり光が当たってこなかった鎌倉幕府第2代執権、北条義時公を主人公としたストーリーが展開されます。市としても大きな期待をかける一方で、必要になっているのが「ある難題」への対策です。
その難題とは、オーバーツーリズム。つまり観光客が増えすぎることによる弊害です。鎌倉は年間約2000万人の観光客が訪れる観光都市。過去にも、観光客の増加による慢性的な道路渋滞の発生などに頭を悩ませてきました。今回の大河ドラマでも「単に観光客を増やすだけ」では不十分。観光ごみや渋滞の解消など「オーバーツーリズム対策」と両立した観光振興が不可欠です。
そこで鎌倉市は、観光課に専任の「大河ドラマ・オーバーツーリズム担当」を設置することを決定。大河ドラマ館などの企画・運営、放送局との連携だけでなく、オーバーツーリズムへの対策にも注力し、サステナブルな観光振興の実現を目指します。しかし担当は現在1名のみ。人員強化が必要な状況です。
外部人材の登用で新しい鎌倉を。採用プロジェクト、始動。
この2大テーマに、最善の布陣で挑むために。今回「DX担当」「大河ドラマ担当」という2つの重要ポジションで職員公募をスタートしました。エン・ジャパンと連携協定を結び「エン転職」「AMBI」「ミドルの転職」「engage」「エンジニアHubキャリア」といった各種求人サービスで民間人材を公募。「先進古都」の新しい姿を創っていく一大プロジェクトです。
開府から800年の時を超え、今ふたたび「新しいモデルケース」を創ろうとしている鎌倉市。経験を活かし、今までにない行政の形づくりに貢献したい、という方にぜひご応募いただければと思います。エン・ジャパンは「入職後の活躍」まで全力でサポートいたします。
インタビュー記事
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