教育の”次の正解”を探して。生徒の「おもろい」を起点に、新たな学校づくりに挑む大阪偕星学園高等学校。
約1100名の生徒が通う、大阪偕星学園高等学校。2029年に創立100周年を迎える歴史ある高校ですが、数年前までは定員割れを起こすなど、変革への大きな岐路に立たされていました。次の100年を見据え、学校はどう変わるべきか──その変革の旗手となったのが、30代の若さで学校経営の中核を担う太田尚樹氏です。大手民間企業での勤務を経て、同校の専務理事・経営本部長に着任しました。
「従来の教育だけで、不確実性が増す時代を生き抜く力は本当に育めるのか」という問いから「おもろい、みになる、みちになる」という新たな教育方針を策定。ネガティブなこと、ポジティブなこと、その両方を「おもろい」と捉える力を育む。答えのない事態に向き合える力「ネガティブ・ケイパビリティ」を育む。これまでの厳しい「制限と罰則」の方針とは打って変わり、生徒一人ひとりの「おもろい」を起点とした「生きる力」を育むための学校づくりが行なわれています。結果、新たな教育の形は生徒や保護者の共感を呼び、現在では出願者数が定員を大きく上回るほどに。生徒数も4年で1.5倍になるなど、多くの生徒から「選ばれる学校」へと生まれ変わりつつあります。
「3年間で30人の輝く大人に出会う」をコンセプトに多様な大人たちが登場し、今の生き方や高校時代について語る「生きかたゼミ」。生徒一人ひとりの「おもしろい」を起点に、専門家や現場の大人とともに探究を深める少人数ゼミ「おもゼミ」など、様々な取り組みが実践されています。
改革を加速させるべく、同校が次に挑むのが運営体制のさらなる刷新です。新たな教頭として、現場からの信頼が厚い教員と、外部から採用した人材の計2名を登用。そして最も重要な「校長」については、エン協力のもと、初の試みとして「公募」を行なうことを決定しました。トップから体制を変えていく、挑戦的な試みです。
学校改革の推進役となる「校長」を初公募。教員免許の有無は不問。
今回募集するのは、変革の推進役となる「校長」。太田氏が掲げるビジョンを具体的なカリキュラムへと落とし込み、教員組織を動かす、COOのような役割が期待されています。ミッションは、生徒たちが心から「おもろい」と感じる瞬間を増やし、一人ひとりが持つエネルギーを最大限に引き出すこと。経営陣が描くビジョンを土台としながらも、どのような学校づくりを進めていくかは校長次第。新しい学校の姿を描き、実現していく「学校改革の核」となるポジションです。
今回の公募では、学校現場での経験や教員免許は不問。教育への熱意やビジョンへの共感、そして組織を牽引するリーダーシップ・マネジメントスキルが重視されます。教員一人ひとりの情熱や専門性を最大限に引き出し、学校運営を「おもろく」変えていける人材を、教育関係者に限らず広く募る狙いです。
エンは「ミドルの転職」「AMBI」「エン転職」といった求人サービスを通じて募集をサポート。校長の採用からその後の活躍・定着まで一貫して支援します。教育の「次の正解」を創り、日本の教育に新たな風を吹き込む──そんな志ある挑戦者をお待ちしています。
インタビュー記事
下記バナーより「AMBI」内の特別インタビュー記事もご覧いただけます。