「国の財政監督機関」を、データの力で変革せよ。会計検査院が民間から人材を公募。
145年にわたり、独立した立場で国の財政を監督してきた会計検査院。国の予算が適切かつ有効に執行されているか検査する役目を担っており、国の財政活動を健全に維持するうえで欠かせない“財政執行の番人”です。これまで検査における文書管理は「紙」が中心となっていた一方、検査対象である各省庁では紙からデータへの移行が加速。そこで同院では昨年、デジタル活用の推進を担うDX人材を外部から公募・採用。長く続いた紙文化に変革をもたらし、新たな検査体制の確立が進められています。
こうした動きをさらに加速させ、国の財政監督機関をアップデートするとともに、データ利活用を通じた検査手法の見直しを進めるには、専門的な知見・経験を有する人材が欠かせません。そこで今回、エン協力のもと「デジタル人材(データ戦略担当)」を民間から公募することになりました。各省庁から集まる膨大な行政データを活用し、より効率的かつ効果的な検査体制を確立することが期待されています。
今回の公募ではいわゆる国家公務員試験(筆記試験)は行なわず、一般企業に近い形で選考を実施。幅広いバックグラウンドを有する人材を募集する狙いです。エンは「ミドルの転職」「AMBI」「エン転職」といった求人サービスを通じて募集をサポート。人材の採用からその後の活躍・定着まで一貫して支援します。145年の歴史を持つ財政監督機関に変革を起こす──志ある方からのご応募をお待ちしています。