40代の新市長と挑む、持続可能なまちづくり。
『ごんぎつね』の作者・新美南吉の故郷でもあり、「山車まつり」「半田運河」「赤レンガ(旧カブトビール工場)」など、全国に誇る歴史と文化を受け継ぐ愛知県半田市。名古屋市や空港への交通アクセスも利便性が高く、知多半島の中心的な都市として発展してきました。そんな同市では、2021年6月に40代の久世孝宏さんが新市長に就任。フレッシュな体制で「チャレンジあふれる都市・はんだ」を掲げ、官民一体となって「新しい挑戦」を伴うまちづくりに取り組んでいます。
半田市が目指すのは、人口減少や経済の縮小が進む今後も、持続可能なまちづくり。その実現には、従来のやり方にとらわれない政策が必要です。そこで今回、同市では中心市街地の活性化に取り組む「市長特任顧問」と、農業の振興を推進する「6次産業化プロジェクトリーダー」のポジションを新設。市で初となる民間出身者の採用を行なうことになりました。日給2.5〜4万円という待遇に加え、「副業・リモートワーク可」「出勤日数・時間も自由」と柔軟な働き方を認め、優秀な人材を全国から募ります。
市長直下の顧問として、市街地に賑わいを。
今回募集する職種の一つである「市長特任顧問」は、中心市街地の活性化に関する政策を、市長直下で企画立案。現地調査から、課題の特定、政策の企画立案、プロジェクトの進行管理まで手がけ、賑わいのあるまちづくりを目指します。低未利用地の活用方法や、誘致すべき魅力ある店舗についても市長に直接進言できるポジションです。
現在、JR「半田駅」と名鉄「知多半田駅」の間にある半田市の中心市街地は、低未利用地や空きテナントが多く、賑わいがあるとは言えない状況になっています。その一因と考えられているのが、高架化されていない鉄道に挟まれている、という車移動のしにくさです。しかし、JR線が令和9年度を完了予定として高架化されることとなり、この好機に同市は新たな活性化策に踏み切ることを決定。そこで中心市街地の活性化に関する知見と実績を有し、主体的にプロジェクトを推進できる方が求められています。
6次産業化で、半田市の農業をブランド化。
農業、商業、工業がバランスよく発展してきた半田市。その資源を活用し、農業者に「半田市で就農したい」と思ってもらえるよう政策を企画するのが「6次産業化プロジェクトリーダー」です。実は、市が主体となって6次産業化に取り組むこと自体が、初となる試み。前例のないプロジェクトを成功させるには、豊富な専門知識や経験を持つリーダーの存在が不可欠です。半田市の食料自給率を上げ、地域経済を活性化させられるかは、今回採用される方の手腕にかかっていると言っても過言ではありません。
エン・ジャパンでは『エン転職』『AMBI』『ミドルの転職』『engage』といったサービスで、上記2ポジションの応募を受け付け、採用から入職後の定着・活躍まで見据えた支援を行ないます。変化の激しい時代でも、持続可能なまちをつくる。そんな半田市の挑戦を成功に導くリーダーとなる方を、お待ちしています。
インタビュー記事
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