20の中央省庁等が合同公募を実施。目指すは「国家公務員」のさらなる多様化。
社会課題が複雑化・多様化する中、中央省庁等ではより高度な専門性と多様な経験を持つ人材が必要になっています。そこで各省庁等が合同で実施してきたのが「国家公務員 経験者採用試験」です。
2025年度は20の中央省庁等が合同で公募を実施。会計検査院、人事院、内閣府、公正取引委員会、個人情報保護委員会、金融庁、総務省、法務省、出入国在留管理庁、財務省、国税庁、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、国土交通省、観光庁、運輸安全委員会、環境省、独立行政法人統計センター、独立行政法人国立公文書館が参画します。
より多様なバックグラウンドを持つ人材を広く募るため、今回、採用試験の広報を担う内閣官房内閣人事局をエン・ジャパンがサポート。採用試験を広く告知することになりました。
政策の企画立案を担う総合職と、政策の実施を担う一般職を約300名一斉公募。一般職の合同募集は今回が初。
今回公募するのは、これまで民間企業や他分野で培ってきた知見を活かし、主に本府省庁において国の政策の企画立案や法令案の作成を担う「総合職(係長級)」と、本府省庁や全国各地の地方機関において政策の実施を担う「一般職(係長級)」。一般職の合同募集は、今回が初の試みとなります。
1次試験では筆記試験の共通試験を実施。2次試験では個別面接が行なわれます(総合職のみ、グループセッション形式の「政策課題討議試験」も実施)。合格者は配属を希望する省庁への「官庁訪問(面接)」を経て採用となります。また、従来は1次試験を東京都のみで実施していたところ、今年度は全国9都市にて試験を実施(第2次試験地は試験によって異なります)。試験地の拡大により、より多くの方にチャンスが開かれます。
エン・ジャパンは「ミドルの転職」「AMBI」「エン転職」といった求人サイトなどを通じて募集の告知をサポート。人材の採用からその後の活躍・定着まで見据え全力でバックアップします。次なるキャリアに「国家公務員」を選び、国の未来を支える──志ある方からのご応募をお待ちしています。
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