2020年8月。安芸高田市に誕生したのは「30代の新市長」。
石丸伸二さん、38歳。2020年8月の選挙で広島県 安芸高田市に就任した若き市長です。京都大学を卒業後、三菱UFJ銀行に入行。経済や市場の分析・予測を専門的に扱うアナリストとなり、2014年からは4年半にわたってニューヨーク駐在も経験。講演などで世界各地を飛び回っていたといいます。順風満帆なキャリアを歩んでいた石丸さんに転機が訪れたのは、2020年7月のことでした。
故郷・安芸高田市の市長が「参院選広島選挙区の大規模買収事件」に関わったとして辞職。しかし後任として立候補を表明したのは一人だけ。前市長が後を託したという、当時の副市長のみでした。そのニュースに強い危機感を覚えた石丸さんは出馬を決意し、なんと翌日に会社への退職願を提出したといいます。
投票日の1ヶ月前に準備なく出馬を決めたにもかかわらず、多くの市民の支持を得て当選。課題が山積する安芸高田市を「世界で一番住みたいと思えるまち」に変えるべく、市政改革に挑む日々がスタートしました。しかし、変革を起こすためにはさらなる協力者が必要です。
副市長2名体制へ──「攻めの副市長」を公募開始。
そこで石丸市長が決定したのが、副市長2名体制の実現です。現在の副市長は行政経験が豊富なベテラン、いわば「守りの要」です。安芸高田を変えていくには、さらに「攻めの要」も欠かせない。そこで改革の中核となる、民間出身の「2人目の副市長」を公募することが決まりました。
エン・ジャパン全面支援のもと「エン転職」「AMBI」「ミドルの転職」「engage」といった各種求人サービスで副市長を公募。短期・中期・長期の政策の柱である、政治再建・都市開発・産業創出の3テーマについて、中心となって進めていく存在です。
6つの町が合併してできた市だからこそ「部分最適」で運営されることによる無駄もまだまだ多い、というのが実情。課題は山積しています。それでも、故郷をどうにかしたいという強い意志を持つ市長と、共に難題に立ち向かっていく。民間企業との連携やテクノロジーの活用など、新たな挑戦を次々と進めていく。この冒険とも呼べる取り組みへ、想像力と実行力のある方にぜひご応募いただければと思います。エン・ジャパンは「入職後の活躍」まで全力でサポートいたします。
インタビュー記事
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