カフェテリアプランって何?
近年、求人情報内の待遇や福利厚生の項目などで見かけることの増えてきた「カフェテリアプラン」という言葉。どのような制度なのか、ご存知ですか?入社することになったら利用することはできますが、せっかくなら応募の段階で知っておきたいですよね。現在導入する企業が増加しているカフェテリアプラン。見たことも聞いたこともないという方も、チェックしておいて損はないですよ。
■カフェテリアプランとは?
カフェテリアプランとは、企業があらかじめ用意した多彩な福利厚生メニューのなかから、従業員が自分に必要なものを選んで利用する制度です。従業員は企業から“福利厚生ポイント”を付与されて、ポイントを消化する形で制度を利用するのが一般的です。もともとは1980年代にアメリカで生まれた制度ですが、ワークスタイルの多様化に伴い日本でも導入する企業が増えてきました。ちなみに、カフェテリアプランという名称は、好きな飲み物や食べ物をチョイスできるカフェテリアに由来しています。
■カフェテリアプランのメリット。
では、企業がカフェテリアプランを導入していると従業員にどのようなメリットがあるのでしょうか。カフェテリアプランのメリットは大きく分けて2つあります。
<カフェテリアプラン導入のメリット>
●自分のニーズに合った福利厚生メニューを利用できる。
●ポイントとして付与されるので、年齢、勤務地、職種に関係なく好きなメニューを選択できる。
従来の福利厚生は、企業があらかじめ用意したものがメインでした。しかし、その場合は自分が利用したいものがなければ利用しません。結局、一部の従業員しか利用できず“形だけの福利厚生”となっていました。福利厚生を利用する人と利用しない人がいる――。そのような課題を解決するための方法が、カフェテリアプランの導入なのです。
■カフェテリアプランで利用できるメニュー例。
最も気になるのが、「じゃ、どんなメニューを利用できるの?」というところですよね。そこで、数ある福利厚生メニューのなかで代表的なものをご紹介します。
いかがでしょうか。カフェテリアプランについて、ご理解いただけたでしょうか。求人情報内に記載されている企業へ応募した場合は、ぜひ細かくチェックしてみてください。どのような福利厚生メニューを利用できるか知ることができれば、会社選びの幅が広がるかもしれません。より自分がイキイキと働ける環境を見つけるためにも、選択肢は多いほうがいいですからね。