●社員紹介採用報奨金とは?リファーラルリクルーティング(社員紹介制度)について

社員紹介採用報奨金とは?リファーラルリクルーティング(社員紹介制度)について

リファーラルリクルーティングとは、信頼できる方から紹介や推薦をしてもらい社員を採用する制度のことです。この言葉が使われ始めたのは最近のことですが、実は以前から日本でも、近親者や友人の縁故に頼って仕事を探すことは行われてきました。それでは、従来の縁故採用と何が異なるのでしょうか。
ここでは、リファーラルリクルーティングのメリットや活用方法についてご紹介します。

【1】リファーラルリクルーティングが注目されている理由

【1】リファーラルリクルーティングが注目されている理由

「縁故で仕事を探す」というと自分の実力やスキルによるものではなく、不透明な方法で仕事を見つけるようなネガティブなイメージがあるかもしれません。しかし、リファーラルリクルーティングはより広い意味の「人と人とのつながり」を活用したリクルート、仕事探しと定義することができます。


リファーラルリクルーティングでは信頼できる方からの推薦・紹介であるため、安心して優秀な人材を確保できます。信頼と安心の上に成り立つ採用ができることが、リファーラルリクルーティングが注目されている理由です。

【2】リファーラルリクルーティングのメリット

【2】リファーラルリクルーティングのメリット

リファーラルリクルーティングのメリットを一言でまとめると、短期間で最大限の効果を期待できることでしょう。


従来の採用方法の場合、企業側はまず広告をネットや他の刊行物に出し、募集してきた希望者の書類審査・面接を経て、希望者が自社にふさわしい人材かどうかをチェックします。場合によっては、いわゆるバックグラウンドチェック、つまり就職希望者の申告事項や書類に偽りがないかの調査、前職の勤務態度の確認などが行われることもあります。
しかしどれだけ慎重に人材を採用しても、自社との親和性や適合性は、実際に働き始めてみないと不明瞭な部分が多いでしょう。


それに対して、リファーラルリクルーティングであれば、すでに信頼できる方からの推薦があるため、募集や書類審査、面接といったプロセスは省略、もしくは大幅な簡略が可能です。時間的にも経済的にもコスト削減につながります。
そして、自社の職場環境にも適合できる可能性が高いことを、紹介者を通して事前に理解した上で採用するため、即戦力として役立つ、優秀な人材を雇用することができます。結果的に、採用後すぐに退職するといった事態も回避できるでしょう。

【3】SNSと社員紹介採用報奨金

【3】SNSと社員紹介採用報奨金

SNSが広く普及したことにより、現代では人のつながりが目に見える形となっています。リファーラルリクルーティングでは、生身の人と人とのつながりも大切ですが、SNSでも相手の情報を得ることができます。
また、SNSではソーシャルグラフ(SNS上の知り合いの輪)により、本来なら出会うはずもなかったような人材と知り合うことが可能です。


社員などのつながりから採用に至った場合には、企業側から紹介者に報酬、社員紹介採用報奨金が払われるような仕組みを導入している企業もあります。

おわりに

日本ではまだなじみが薄いリファーラルリクルーティングですが、アメリカでは7割近くの企業が従業員採用の際に活用しており、その効果を実感している企業がほとんどです。
従来の縁故採用とは異なり、採用希望者には一定以上の能力を求めます。ただ人のつながりがあるから採用するのではなく、信頼できる方の紹介だからこそ、優秀な人材であるという安心感を持てるのでしょう。
また、社員紹介採用報奨金のシステムにより、会社が求めている人材をぜひ紹介したいという意欲が、社員や知人の中にも生まれます。
採用コストの大幅な削減につながる上に、即戦力として信頼できる人材を雇用できる。このことが、リファーラルリクルーティングの最大の特徴だといえるでしょう。