●SNS(Facebook,Twitter)採用とは?ソーシャルリクルーティングについて

SNS(Facebook,Twitter)採用とは?ソーシャルリクルーティングについて

優秀な人材の確保は企業の最重要課題です。人事担当者は常にアンテナを張り巡らせ、会社発展に寄与する人材を探しています。しかし、有用な人材と判断して採用したものの、マッチングが不十分なために定着しなかったり、期待していたレベルのパフォーマンスを発揮できなかったりする採用者も少なくありません。

このような人材確保の問題を解決する方法の1つが、FacebookやTwitterなどのSNSを利用したソーシャルリクルーティングです。今回はソーシャルリクルーティング及び運用事例についてご紹介します。

●ソーシャルリクルーティングとは

ソーシャルリクルーティングとは

ソーシャルリクルーティングとは、企業がFacebookやTwitterなどのソーシャルメディアを利用してリクルーティング活動を行うことです。

企業と個人の双方がソーシャルメディア上で自らの情報を公開し、インタラクティブにコミュニケーションを図ることができます。

例えば、企業が個人にとって有益な情報を発信し、フォロワーになった個人の質問に答え、会社への理解を深めさせることが可能です。

ソーシャルリクルーティングを専門とする就職情報サービス会社もあります。ソーシャルリクルーティングはマッチングビジネスとして急成長している分野です。

●ソーシャルリクルーティングのメリット

ソーシャルリクルーティングのメリット

現在は求職者がWeb上の求人広告を見て企業のWebサイトにアクセスする、あるいは求人サービス会社に会社を紹介してもらい、書類選考、面接を経て、就職に至るプロセスが一般的です。

一般的な採用システムと比較した場合、ソーシャルリクルーティングは以下の2つのメリットがあります。

【メリット1】在職中の人材にアプローチできる

1つ目のメリットはソーシャルリクルーティングの活用により、在職中の人材にアプローチできることです。

従来の中途採用方法は、求人に応募する人材が転職活動中の人材に限定されるデメリットがありました。企業にとって最も魅力的な人材は求職中の人材ではなく、在職中の人材です。しかし、在職中の人材の多くは転職を考えていないことが多く、これまでの方法では在職中で優秀な人材の獲得は困難でした。

【メリット2】長い時間をかけて多角的に人材を見ることができる

2つ目のメリットは長い時間をかけて、その人材が本当に自社にとって有用な人材か多角的に判断できることです。現在では書類選考や面接に関するハウツー本が出版されており、面接のテクニックを磨くこともできます。そのため、人事担当者が限られた時間で人材の能力を見抜くことは容易ではありません。

 

しかし、ソーシャルリクルーティングでは求職者に限らず企業もSNSを利用します。企業SNSを利用することにより、幅広い人材にアプローチでき、投稿される情報などに基づいて、より多角的に相手を知ることが可能です。

●ソーシャルリクルーティングのデメリット

ソーシャルリクルーティングのデメリット

ソーシャルリクルーティングのデメリットは、ユーザーを引き付けるために常に情報発信をする必要があることです。自社について多くのユーザーに知ってもらうためには、SNSを通じて有益なコンテンツを常に発信し、ユーザーに興味・関心を持たせることが重要です。

 

コンテンツの発信を積極的に行ってきた企業の場合、ソーシャルリクルーティングに取り組むことは容易でしょう。しかし、コンテンツの発信に積極的に取り組んでこなかった企業にとって、ソーシャルリクルーティングへの取り組みを負担に感じる可能性があります。

ソーシャルリクルーティングの具体的事例

ソーシャルリクルーティングの先駆けであり、現在最も影響力のある企業の1つがシリコンバレーに本社を置くLinkedIn(リンクトイン)です。

全世界では2015年7月時点で3億8,000万人、日本でも100万人以上が会員登録しています。

 

LinkedInは自分のプロフィールを作成することによって、ビジネスパートナーや商談先、顧客や専門家を探せるサービスであり、ソーシャルリクルーティングに特化したサービスではありません。しかし、LinkedInはリクルーティングサービスとして多くの企業に利用され、ある大手日系電機メーカーでは、北米の中途採用者の8割がLinkedIn経由です。

●おわりに

今回はソーシャルリクルーティングについてご紹介しました。ソーシャルメディアが広く浸透した現在、各企業はリクルーティングの有効な手段として導入しています。人材確保に問題を抱える企業はソーシャルリクルーティングをぜひご検討ください。