●【採用担当者必見】中途採用で即戦力を見極める採用ノウハウとコツ

【採用担当者必見】中途採用で即戦力を見極める採用ノウハウとコツ

厚生労働省の「平成25年雇用動向調査の概況」によると、平成25年の離職率は15.6%でした。

そのうち11%の方は個人的理由で離職しています。離職者の増加に伴い、企業は中途採用を行い即戦力となる人員を補充する必要があります。一般的な採用までのプロセスは、募集、書類審査、面接(一次、二次)、採用決定です。しかし、書類審査や面接でどのように即戦力の有無を見極めればいいのか分からないと悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、中途採用者の即戦力を見極めるための採用ノウハウとコツをステップごとに順を追ってご紹介します。

●募集段階

募集段階

企業が出す募集要項の中には、「○○技術者募集、経験者求む」などの簡単な概要しか記載されていないことがあります。簡単な概要だけでは情報が乏しく、採用企業が求める人材の情報が分かりません。また、漠然とした募集要項は求職者の層を絞ることができないため応募者数が増え、採用担当者が処理しきれない恐れがあります。

このような事態を回避するためには、募集段階から採用プロセスを慎重に進めていくことが大切です。そのためには、採用希望職場(受け入れ職場)と協力して、職務内容や職務レベルに応じた人材要件定義書をあらかじめ用意しましょう。例えば「実務経験○年以上」「必要な資格」などの新規採用者に求める要件を明確にして、募集要項に盛り込みます。具体的な情報を記載した募集要項を提示することにより、企業が望む能力を持った人材を効率的に絞り込むことが可能です。

応募者にとっても、自分の要件に合うかどうかを判断しやすくなります。

●書類審査

書類審査

書類審査では、応募書類を人事と受け入れ職場の両方で見ることがコツです。

人事は、まず応募書類をチェックして職歴に一貫性があるかどうか、また、職務の遂行が可能な体力と精神を持ち合わせている人材かどうかを判断します。ここで問題がなければ、受け入れ職場に書類を回し、採用試験に進むかどうかの判断を委ねます。

受け入れ職場では、主に人材要件定義書の内容と合っているかどうかを判断してください。技術職に関しては、専門技術が細分化している場合もあるため、職歴内容を十分チェックし、希望する職種に従事していたことを確認しましょう。

●面接

面接

人材要件定義書をしっかり作成することによって、面接で的確な質問をすることができます。人材要件定義書を使用すれば、面接では応募者の人柄やコミュニケーションスキルを見ることが中心となるため面接時間も短くすることが可能です。

また、面接には、受け入れ職場の人間に同席するようにしてください。一般的な質問は採用担当者が行いますが、職務内容や職場の雰囲気に合っている人材かどうかは、受け入れ職場の人に判断を委ねるようにしましょう。

技術職の採用の場合は、人材要件内容と本人の希望がマッチしているかどうかに着目し、面接時の質問を通して判断することが可能です。ミスマッチ要因による離職リスクを軽減することができます。

●おわりに

中途採用にかかるコストは、企業にとって非常に大きいものです。採用しても希望通りの人材ではなかったり、ミスマッチにより短期間で離職されたりすると時間とコストが無駄になります。そのため、中途採用は慎重にかつ入念に行いましょう。

即戦力となる中途採用者を見極めるための最大のコツは、募集の段階から、受け入れ職場と協力して人材要件定義書を作り上げることです。きちんとした人材要件定義書採用があれば、採用プロセスにかける時間を短くすることができる上、質の良い人材を採用にもつながります。

採用プロセスの始終を人事と受け入れ職場が一体となって行うよう心掛けましょう。中途採用を行う際は、ぜひこの記事を参考にしてください。