●採用コストは一人当たりどれくらい?採用費用のコスト削減方法

採用費用のコスト削減方法

会社の存続と組織の強化を図るためには、人材の確保が必要です。

事業を新しく展開する際や、既存の事業を強化する際にも人材は必要になってきます。

人材不足は会社存続の危機につながる恐れがあるため、多くの企業は一年を通じて、新卒採用や中途採用を行っています。

しかし、人材の確保には相当なコストと時間がかかります。そのため、採用費用のコスト削減をする、何か良い方法はないだろうかと思ったことがあるのではないでしょうか。

ここでは、一人当たりの採用コストと採用費用のコスト削減方法についてご紹介します。

●一人当たりの採用コスト

一人当たりの採用コスト

ある企業の調査によると、新卒採用の場合年間の採用費の総額は約692万円、一人当たりの採用コストは約55万円という調査結果が出ています。

また、中途採用の場合は、「求人広告」にかかった年間費用が約227万円、「人材紹介」にかかった年間費用が約561万円、一人当たりの求人広告費用は約40万円という結果が出ています。

業種や会社の規模によって採用費は大きく異なるため一概には言えませんが、事前に採用コストの相場を把握しておくことは大切です。

●【コスト削減方法1】採用業務システムの導入

【コスト削減方法1】採用業務システムの導入

効率的な採用活動を行う上で、「採用業務支援システム」を導入することはとても有効な手段です。採用業務支援システムとは、さまざまなデータの集計機能や分析機能により、採用活動業務全体を効率化するシステムです。

一般的に採用活動を行う場合、Webサイト(求人サイト、自社Webサイトなど)や情報誌、ハローワークといった数多くの媒体に求人広告を掲載します。しかし、使用した媒体ごとの費用対効果を独自で測定することは非常に大変な作業です。採用活動の効率化を進めるためには、各媒体の効果を「定量的に把握する(数字で把握する)」ことが欠かせません。採用業務支援システムを導入することによって、比較的簡単に各媒体の費用対効果を測定できます。もちろん、採用業務支援システムの導入にはコストがかかりますが、導入費用以上のコスト削減が期待できるシステムであるため、検討する価値は大いにあります。

また可能であれば、応募から採用までの効果の比較ではなく、入社後の活躍までを一貫してデータ化し、媒体ごとに効果比較することが望ましいです。業務システムを効率的に活用するためにも、採用に関するさまざまなデータを蓄積しましょう。

●【コスト削減方法2】採用業務の質を高める

【コスト削減方法2】採用業務の質を高める

コストと時間をかけて確保した人材が、入社前の意思疎通が不十分であったため、入社後すぐに退職してしまうことがあります。そのような事態が起きると採用にかかった労力や費用、時間など、全てのことが無駄になります。

採用者と応募者間のすれ違いを防ぐためにも、欲しい人材の人物像や求めるスキル、経験などを明確にしておきましょう。

面接の際には、応募者が会社に入社したらやりたいこと、希望している職種、会社が応募者に求めていることなど、両者の間にズレがないかをきちんと確認するよう心掛けてください。

採用に関する一連の業務の質を高め、応募者と会社のミスマッチを防ぐことが、採用費用のコスト削減につながります。

●おわりに

採用から入社するまでにかかるかる費用は、決して安くありません。現在、各企業の間では、優秀な人材をいかに効率的に確保するかということが大きな課題となっています。特に中小企業の場合、大企業と比較して資金が潤沢ではありません。そのため、採用にかけるコストにも厳しい制限があります。限られた資金の中で優秀な人材を確保しなければならないため、採用コストの削減は重要な課題の1つです。現在行っている採用活動に無駄な点はないか、改善できる点はないかなど、再度確認することをおすすめします。